現場で交わす、ちいさな確認のこと
同じ図面でも、敷地に立つと見え方が変わる。
現場監督の佐藤です。今週は基礎工事から木工事への切り替え時期で、図面と現地を何度も突き合わせています。同じ図面でも、実際の敷地に立つと見え方が変わることがあります。
写真で見る、現地確認の様子

図面で決められること、現地でしか決められないこと
間取りや寸法は図面で決まります。けれど、コンセントの高さや、窓から何が見えるか、庭木をどこに植えると隣家の視線を切れるかは、その場に立たないと決められません。だから現地確認は、確認というより「決める場」だと思っています。
迷いが出たときは、無理にその日で決めずに持ち帰ります。次の工程に進む前であれば、たいていのことはまだ動かせます。動かせなくなる時期を先にお伝えしておくのも、こちらの仕事です。
決まったことはその日のうちに写真と一緒に記録し、大工と設計へ回します。口頭だけで進めると、必ずどこかで食い違います。
先日は、窓の高さについてお施主様と一緒に足場の上に立ちました。図面の数字だけでは伝わらない「外の景色がどこまで見えるか」を、実際に目線を合わせて確認していただいたところ、「思っていたより明るい」と喜んでいただけました。
だからこそ、大工と私、そしてお施主様の三者で、現地に立って確認する時間を大切にしています。
「分からないことはその場で聞いてください」――打ち合わせから引渡しまで、同じ顔で伴走するとお約束した通り、小さな疑問もその場で解消できる距離感を続けています。
この記事のポイント
- 図面の数字だけでは伝わらない部分は、現地で実際に目線を合わせて確認しています。
- 窓の高さや眺めなど、暮らしのイメージに関わる箇所は特に念入りに立ち会っていただきます。
- 打ち合わせから引渡しまで、同じ現場監督が一貫して担当し、疑問はその場で解消します。
この現場の記録
同じ現場を、工程の順に、担当した者がそれぞれ書いています。あわせてお読みいただくと、家がどう立ち上がっていくかが一続きでご覧いただけます。





